2026/08/27 09:13


白髪染めやヘアカラーを続けていると、

「最近、頭皮が乾燥しやすくなった」
「シャンプー後につっぱる感じがする」
「夏は皮脂やベタつきが気になる」

と感じることはありませんか?

ヘアカラーを長く楽しむためには、カラーをする当日だけでなく、次に染めるまでの頭皮ケアも大切です。

今回は、美容師である僕が実際に取り入れている、無印良品の「ホホバオイル」を使った頭皮ケアを紹介します。


シャンプーだけでは補えない頭皮ケア

シャンプーの主な役割は、頭皮や髪についた汚れを落とすことです。

トリートメントは、髪の手触りを整えたり、ダメージ部分をケアしたりするものです。

そのため、シャンプーとトリートメントだけでは、頭皮の油分や水分を補うケアまでできていないことがあります。

顔は洗顔後に化粧水や乳液を使うのに、頭皮は洗ったまま何もつけていない。

このような方は、少なくありません。

特に定期的に白髪染めやヘアカラーをしている方には、「洗うだけ」で終わらない頭皮ケアを意識してほしいと思います。

頭皮にホホバオイルを使う理由

ホホバオイルの主成分は「ワックスエステル」です。

人の皮脂にも含まれている成分で、比較的さらっとなじみやすいのが特徴です。

僕が使用している無印良品のホホバオイルは、顔や身体だけでなく、髪や頭皮のケアにも使用できます。

冬は、乾燥しやすい頭皮の油分ケアとして。

夏は、余分な皮脂やスタイリング剤などの油性汚れとなじませるケアとして。

季節に合わせて目的を変えながら、一年を通して取り入れられます。

ベタつく頭皮にオイルを使って大丈夫?

「皮脂やベタつきが気になるのに、オイルを使って大丈夫なの?」

と思う方もいるでしょう。

今回紹介するのは、頭皮へオイルをつけたまま過ごす方法ではありません。

使用するタイミングは、シャンプー前です。

皮脂やスタイリング剤などの油性汚れへホホバオイルをなじませ、その後、シャンプーで丁寧に洗い流します。

ホホバオイルを頭皮へ残すことが目的ではなく、洗う前に油分をなじませること自体がケアになります。

反対に、オイルを大量につけたり、十分に洗い流さなかったりすると、

・根元のベタつき
・ボリュームダウン
・ニオイ
・かゆみ

などにつながることがあります。

使用量と洗い流し方を守ることが大切です。

ホホバオイルを使った頭皮ケアの手順

1.乾いた頭皮に使用する

ホホバオイルは、お風呂に入る前の乾いた頭皮に使用します。

髪や頭皮が濡れているとオイルがなじみにくいため、シャンプー前に行ってください。

2.最初は1プッシュ

無印良品の200mLポンプタイプは、1プッシュが約0.5ccです。

最初から何プッシュも使うと洗い流しにくくなるため、まずは1プッシュから始めます。

手のひらに出したオイルを、指先まで薄く広げてください。

3.分け目を作りながら頭皮へつける

髪の表面ではなく、頭皮へ直接なじませます。

生え際、頭頂部、耳の上、後頭部と場所を変えながら、少しずつ薄く広げるのがポイントです。

4.1~2分、優しくマッサージする

指の腹を使い、頭皮そのものをゆっくり動かします。

表面をゴシゴシこすったり、強い力で長時間マッサージしたりする必要はありません。

5.丁寧に流してからシャンプーする

マッサージが終わったら、お湯で頭皮をしっかり予洗いします。

その後は、普段どおりシャンプーしてください。

泡立ちにくい場合はシャンプーを大量に足すのではなく、一度流してから必要に応じてもう一度洗います。

洗い上がりに根元が重く感じたら、次回からオイルの量を減らしてください。

ホホバオイルと頭皮用化粧水の使い分け

ホホバオイルで補えるのは、主に頭皮の油分です。

ホホバオイル自体が、化粧水のように水分を与えるわけではありません。

そのため、僕は次のように使い分けています。

・ホホバオイルは週1~2回の油分ケア
・頭皮用化粧水はお風呂上がりの水分ケア

頭皮用化粧水は、シャンプー後にタオルドライをしてから頭皮へ直接つけます。

指の腹で軽くなじませ、最後はドライヤーで頭皮からしっかり乾かしてください。

頭皮の乾燥対策を考える場合は、油分だけでなく、水分を補うことも大切です。

こんな方に取り入れてほしいケアです

・白髪染めやヘアカラーを定期的にしている
・洗髪後に頭皮がつっぱりやすい
・季節によって頭皮の乾燥が気になる
・皮脂やスタイリング剤の汚れが気になる
・シャンプー以外の頭皮ケアを始めたい
・難しいケアを毎日続けるのは苦手

最初は、少量を週1回から使用してください。

ベタつきやかゆみなどがなければ、頭皮の状態に合わせて週1~2回程度取り入れます。

頭皮に異常があるときは使用しない

以下のような症状がある場合は、ホホバオイルや化粧水の使用を控えてください。

・強いかゆみ
・赤みや腫れ
・湿疹や傷
・ジュクジュクした状態
・カラー後から続くヒリヒリ感

こうした症状は、単純な乾燥ではなく、何らかの頭皮トラブルが起きている可能性があります。

症状が強い場合や長引く場合は、セルフケアで様子を見続けず、皮膚科へ相談してください。

また、植物由来で成分がシンプルな商品でも、すべての方に合うとは限りません。

初めて使うときは少量から試し、赤みやかゆみなどの異常が出た場合は使用を中止してください。

ヘアカラーをする日だけでなく、その間の頭皮も大切に

ヘアカラーによる頭皮への負担を考えるときは、カラー剤の種類や塗り方だけに注目しがちです。

しかし、ヘアカラーを長く楽しむためには、次に染めるまでの頭皮をどのようにケアするかも大切です。

普段のシャンプーに、週1回のホホバオイルケアを加える。

お風呂上がりには、頭皮用化粧水で水分を補う。

難しいケアを増やすのではなく、「洗うだけ」だった頭皮ケアへ、油分と水分を補う習慣を少し加えてみてください。

動画では、ホホバオイルの使用量やつける場所、シャンプー後の保湿まで、実際に行いながら詳しく紹介しています。

文章だけでは分かりにくい部分もあるため、初めて使用する方はぜひ動画もあわせてご覧ください。

SafeBeauでは、頭皮への負担をできるだけ抑えながら、ヘアカラーを長く楽しむための情報を美容師目線で発信しています。


この記事を書いた人

(SafeBeau / ジアミンアレルギーの方向けノンジアミンカラー専門美容院)
ジアミンアレルギーや頭皮トラブルに悩むお客様の声をきっかけに、
“誰でも安心して染められる白髪染め”を追求してきました。
化学染料のリスクやノンジアミンの仕組み、
サロンでの実践方法についても情報発信しています。
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