2025/07/26 10:18

ヘアカラー後、まぶたが腫れたり、目のまわりが赤くなることはありませんか?

「頭皮にしか薬剤を塗っていないのに、なぜ目元に反応が出るのか?」
そう疑問に思った方は、ジアミンアレルギーを疑ってみてください。

このページでは、
✔ なぜまぶたに症状が出るのか
✔ よくあるアレルギー反応の例
✔ 今後のカラー選びと対処法
を、美容師の視点から詳しく解説しています。


なぜ「まぶた」が腫れるのか?──3つの理由

理由①:まぶたは非常に薄くて敏感な部位

まぶたの皮膚は体の中でも特に薄く、バリア機能が弱い場所です。
少量のアレルゲンでも、炎症が強く出やすいのが特徴です。


理由②:アレルゲンが血流・リンパを通じて目元に到達

ジアミンは頭皮から吸収され、体内をめぐります。
まぶたは毛細血管が豊富なため、反応が出やすい部位です。


理由③:実際には目元にも触れている可能性がある

  • シャンプー時に薬剤が顔に垂れる

  • 揮発成分を吸い込む

  • 手やタオルに付いた薬剤で目をこする

このような“間接的な接触”によって、まぶたにもアレルゲンが届いていることがあります。

🔗 全身にアレルギーが出る仕組みはこちらでも解説しています


よくあるまぶたのアレルギー症状

  • まぶたの赤み・腫れ

  • ピリピリしたかゆみや痛み

  • 片目だけでなく両まぶたに出るケースも

  • 重度になると目が開かないほど腫れることも

一見、ただの肌荒れや疲れ目に見えるかもしれませんが、
繰り返すことで悪化しやすいため、注意が必要です。


まぶたにアレルギーが出たときの正しい対処法

▷ 専門医に相談を

自己判断で市販薬を使うよりも、皮膚科やアレルギー科での診断が最優先です。

🔗 アレルギー時に使用される薬についてはこちら


▷ 一度でも症状が出たらジアミンカラーはNG

「頭皮につけなければ大丈夫」「前は平気だった」は通用しません。

アレルギーは繰り返すことで反応が強くなり、重篤化するリスクもあります。
一度でもまぶたに症状が出た方は、今後ジアミン系のヘアカラーは使わないことが鉄則です。


安全なカラー剤への切り替えを

次のカラーからは、以下のような製品への切り替えをご検討ください。

  • ノンジアミンカラー(酸性染料・カラートリートメント・マニキュアなど)

  • 天然素材のヘナ・インディゴ(※こちらもアレルギーリスクあり。パッチテストは必須)


最後に:まぶたの違和感は「体のサイン」です

まぶたに出る異変は、ただの肌トラブルではなく、全身的なアレルギー反応の初期症状かもしれません。

  • 皮膚が薄くて反応が強く出る

  • 血流・リンパ経由で届きやすい

  • 実際に目元に触れている可能性がある

このような理由から、直接触れていなくても目元に症状が出ることは十分あり得るのです。

今後、安心してカラーを楽しむためにも、
✔ 症状が出たらすぐ皮膚科へ
✔ ジアミンは今後使用しない
✔ ノンジアミン製品に切り替える

この3つを徹底してください。


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