2025/07/23 16:17

「最近フケが気になるけど、もしかしてアレルギーかも…」
そんなお悩みを抱えていませんか?

特にジアミンアレルギーをお持ちの方や、ヘアカラー後に頭皮トラブルが出た経験がある方にとって、
“かゆみ”や“赤み”と並んで、「フケ」は見過ごせないサインの一つです。

この記事では、ジアミンアレルギーとフケの関係、そして今日から始められる具体的な対策方法を美容師の視点からわかりやすく解説します。


フケ=アレルギーのせい?真相は…

最初にお伝えしておきたいのが、

ジアミンアレルギーが直接フケを引き起こすわけではない

ということ。

ただし、まったく関係ないとは言えません。
ジアミンによるかゆみや炎症が引き金となって、頭皮が乾燥したり、皮膚の再生サイクル(ターンオーバー)が乱れたりすることで、結果的にフケが出てしまうことがあるのです。

実際にジアミンアレルギーでは次のような症状が見られます:

  • かゆみ・赤み・湿疹・ヒリヒリ感・皮膚のめくれ など

こうした状態が続けば、頭皮のバリア機能はどんどん弱まり、フケのような反応が出やすくなってしまうんですね。

▼アレルギーの初期症状に心当たりがある方はこちらの記事も参考に
👉 その痒み、見逃さないで!ジアミンアレルギーの初期症状と正しい対処法とは?


フケが出る理由って、実は…

フケは「汚れ」ではなく、頭皮から自然にはがれ落ちる古い角質です。

肌は一定の周期で生まれ変わっていますが、そのリズムが乱れると、

  • カサカサした乾燥フケ

  • ベタベタした皮脂フケ
    として目立つようになってしまいます。

とくにアレルギーによって**乾燥型のフケ(白くてパラパラ落ちるタイプ)**が出やすくなります。


「ノンジアミンカラーにしたのにフケが出る」の理由

ジアミンアレルギーの対策としてノンジアミンカラーに切り替えるのは非常に有効ですが、
「フケ対策としては不十分なケース」もあります。

なぜなら、フケの発生にはカラー剤の成分だけでなく、

  • 頭皮に薬剤がついたかどうか

  • 洗い残しがあるかどうか

  • 保湿が十分にされているか

といった施術中〜施術後の工程すべてが影響するからです。


フケを防ぐためにできる4つの具体策

美容師として、お客様におすすめしているのは次のようなケアです:

✅ カラー前:頭皮を保護する

保護オイルやローションを使って、薬剤の刺激を軽減しましょう。

✅ 塗布方法:頭皮につけすぎない

地肌に薬剤をベタッとつけると刺激になりやすいため、「ゼロテク(頭皮に付けない塗布)」が効果的です。

✅ 施術後:しっかり流す

薬剤が残っているとトラブルの原因に。ぬるま湯でしっかり洗いましょう。

✅ アフターケア:保湿する

ヘアカラー後の頭皮はとてもデリケート。ホホバオイルや頭皮用ローションでしっかり保湿しましょう。


普段の生活でもできる頭皮ケア

サロンケアだけでなく、日常的にできることもたくさんあります。

  • シャンプーはマイルドなものを選ぶ

  • 夜に頭を洗って、しっかり乾かす

  • ストレスや睡眠不足を避ける

  • 頭皮化粧水やホホバオイルで日々の保湿を習慣に

「敏感な頭皮は、毎日のケアで守る」
これが長く健康な頭皮を保つコツです。


まとめ|フケは“体からのサイン”かも

フケが出るというのは、「頭皮が弱っているよ」というサインです。

ジアミンアレルギーがある方は特に、フケの症状を軽視せず、

  • アレルゲンを避ける

  • 頭皮を守るケアを習慣にする

  • サロンでは適切な技術を選ぶ

これらを意識することで、頭皮の状態が改善され、アレルギーによる悩みも軽減されていきます

「なんとなく気になるフケ」、そのままにせず、今日からできる対策を始めてみてくださいね。


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