2025/07/21 17:53

ジアミンアレルギーがある方にとって、ヘアカラーは常に不安がつきまとうもの。
特に「ハイライトに興味があるけれど、アレルギーでもできるの?」というご相談はとても多いです。

この記事では、美容師の立場から

  • なぜジアミンアレルギーでもハイライトが可能なのか

  • 使用薬剤や注意点は何か

  • 白髪ぼかしとして活用できるのか

といった疑問に、専門的かつわかりやすくお答えします。


◆ 結論:ハイライトはジアミンアレルギーでも可能です

ハイライト施術に使用する「ブリーチ剤」には、ジアミンが含まれていないため、基本的にはアレルギーのある方でも使用可能です。

特に安全性を重視したい方は、事前にパッチテストを行ったうえでブリーチ施術を進めましょう。

▶ 詳しい内容はこちらの記事で解説しています
👉 ジアミンアレルギーの方がブリーチを選択する際のメリットとデメリット


◆ ハイライトは「2ステップ」で行う技術

ハイライトは以下の流れで施術されます。

  1. ブリーチによる部分的な脱色(ジアミン不使用)

  2. オンカラーによる色味の調整

この「②オンカラー」で使用するカラー剤の選び方が、ジアミンアレルギーの有無によって大きく変わります。


◆ ノンジアミンでオンカラーするには?

アレルギーがある場合、ジアミンを含まないカラー剤を選ぶ必要があります。
代表的なものは以下の通りです。

  • ヘアマニキュア

  • 塩基性カラー

  • カラートリートメント

  • ジアミンフリーの酸化染毛剤

ブリーチ後の明るい髪には、これらの染料でも色を入れることが可能ですが、色持ちや発色の特性を理解したうえで選択する必要があります。

美容師と相談しながら「色味」「退色スピード」「メンテナンス性」などを考慮した薬剤を選びましょう。


◆ ブリーチした髪は元に戻せないと思うべき

ハイライトに使うブリーチは、髪の色素を抜く施術。
一度明るくなった髪は、ノンジアミンでは暗く戻すことが困難です。

暗く染め直したいときに希望通りの色が出せない、もしくは色がすぐ抜けてしまう…というケースも。

そのため、ハイライトにチャレンジする際は、「戻せない前提」で慎重に判断することが大切です。


◆ 白髪ぼかしにハイライトは向いているのか?

「ハイライトで白髪をなじませたい」と考える方も多いですが、万能な方法ではありません。

以下のようなリスクもあります。

  • 白髪の量が多いと逆に目立つ可能性

  • 明るいハイライトが白髪を浮かせてしまう

  • カラー頻度が増えるケースもある

▶ 白髪ぼかしについて詳しく知りたい方はこちら
👉 白髪ぼかしで失敗しない方法|美容師が教える自然に見える染め方とケアのコツ


◆ ジアミンアレルギーとハイライト:安全に楽しむための判断基準

以下のような方には、ノンジアミン×ハイライトの施術が向いています。

  • 明るい髪色に挑戦したい

  • カラーの頻度に対応できる

  • アレルギー症状のコントロールができている

  • 色の変化や退色も楽しめる

  • 戻せないことを前提に考えられる


◆ まとめ:ジアミンアレルギーでも「自分に合った方法」でヘアカラーは楽しめる

ブリーチにジアミンは含まれず、ノンジアミンカラーも選択肢として存在する以上、ジアミンアレルギーの方がハイライトを楽しむことは可能です。

ただし、「染め方」や「染料の選択」「色持ち」など、いくつかの制約はあります。
美容師としっかり相談しながら、「安全」と「デザイン性」を両立できる方法を見つけていきましょう。


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