2025/07/18 20:54

「カラーをすると、なんだか毎回頭がかゆい」
「でも、我慢できる程度だから…ついそのままにしてしまう」

そんな経験、ありませんか?

もしかすると、それはジアミンアレルギーの初期サインかもしれません。
今回は「頭皮につけなければ大丈夫」という考えがなぜ危険なのか、そして安心して染める方法について、美容師の視点から解説します。


■ よくある誤解:「頭皮につけなければジアミンカラーは使える」

美容室では「頭皮から離して塗る技術(ゼロテク)」が取り入れられることが増えています。
これは肌トラブルを予防するための素晴らしい技術ですが、すでにジアミンアレルギーを持っている方には適応できません。

アレルゲンであるジアミン(PPD)は、頭皮に触れなくても以下のようなルートで体に取り込まれる可能性があります。

  • 揮発性物質として呼吸器から吸収

  • 毛髪や空気中からの経皮吸収

  • 過去の感作による記憶反応(アレルギー体質)


■ 一度でもアレルギーが出たら「使わない」が正解

ジアミンアレルギーは、一度反応が出ると、次回以降のリスクがどんどん高くなります

  • かゆみ → 赤み → 腫れ → 発熱 → 呼吸困難

  • 重篤化すると「アナフィラキシーショック」に繋がるケースも…

少しでも「おかしいな」と思った経験があるなら、自己判断せず“ジアミン不使用”に切り替えることが必要です。

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👉 ジアミンアレルギーが全身に現れる理由と対策を解説
👉 【ヘアカラーによるアレルギー?】アナフィラキシーの症状とは


■ 「もう染められない」わけではありません

ジアミンがNGだからといって、カラーを諦める必要はありません。
現在は「ノンジアミン処方」の安全な染料も増えています。

▼ ノンジアミンカラーの種類(一部例)

  • 塩基性カラー(カラーバターなど)

  • 酸性カラー(マニキュア)

  • 天然ヘナ(100%ピュア)

  • アルカリカラー(ジアミンフリー設計)

  • ライトナー(ブリーチのみで色を抜く)

これらは、組み合わせや塗布技術によって、通常のカラーに近い仕上がりを作ることも可能です。

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👉 ノンジアミンカラーの種類と選び方|どれが安全?どれが染まる?


■ ノンジアミンでも注意すべきこと

「ジアミンフリーだから安心!」
…と言いたいところですが、実は他の成分に反応する方も一定数います。

安全に染めるためのポイント:

  • できるだけ**頭皮につけない技術(ゼロテク)**で塗布

  • 頻度を減らす(例:月1→6週に1回)

  • 使用前は必ずパッチテストを実施

  • 信頼できる美容師に相談する

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👉 ノンジアミンカラーでもかぶれる?安全な使い方と注意点


■ BASEでのおすすめ:ノンジアミン系カラー剤 or ケア商品

当店では、ジアミンアレルギーに配慮したノンジアミン系製品・頭皮保護オイルなども取り扱っています。
アレルギーに悩んでいる方でも、できるだけ楽しく、安全にヘアカラーを続けていけるように。

→ 商品紹介ページはこちら(※リンク先はショップに応じて調整)


■ 最後に|悩みがあるなら“我慢”より“相談”を

「少しかゆいだけだから」
「今回は大丈夫だったから」

こうした感覚で染め続けてしまう方が多いのですが、アレルギーは突然、重く出ることがあります。

悩んでいる方、少しでも不安な方は、お気軽にご相談ください。
「諦める」ではなく「正しく染める」選択を、一緒に見つけましょう。



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