2025/07/17 23:33
美容師さんにとって避けられないのが「手荒れ」。
でもそれ、単なる乾燥や水仕事のせいだと思っていませんか?
もしあなたが、
「手袋をしているのに、手がかゆい」
「指の間に水泡が出る」「保湿しても治らない」
そんな症状に悩まされているなら…
それはジアミンアレルギーかもしれません。
手荒れの正体が“アレルギー”ということも
ヘアカラー剤に含まれる「パラフェニレンジアミン(PPD)」などのジアミン系成分は、アレルギー性接触皮膚炎を引き起こす代表的な物質です。
カラー施術で直接触れていなくても、
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タオル
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シャンプー台
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グローブやスケール
などを通じて間接的にジアミンが手に付着することがあります。
それが原因で、以下のような症状が出る方がいます:
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手のひらや指先の赤み・かゆみ
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小さな水ぶくれ
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指の関節の皮むけ・ひび割れ
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腕や首にまで広がる湿疹
ジアミンアレルギーの特徴は「遅延型」であること。触れた直後ではなく、数時間後〜翌日になってから症状が出るのがポイントです。
無理を続けるとどうなる?
最初は軽い手荒れだったものが、
・どんな保湿剤も効かなくなる
・カラーを触っていないのに反応が出る
・ワックスやオイルでも肌がかぶれる
…といった症状に発展することもあります。
こうなると、「カラー剤を使う仕事を続けられない」という選択を迫られるケースも珍しくありません。
美容師が今できる3つの手荒れ対策
① ノンジアミンカラーやカットメインへの業務変更
「アレルギーが出たから、美容師を辞めなきゃ」
…そう思う方も多いですが、実は選択肢はあります。
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カット専門の業務にシフトする
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ノンジアミンカラーを導入している店舗で働く
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カラー剤を扱わない施術ポジションに変わる
「ジアミンに触れない環境」に身を置くことが、アレルギー反応を減らすために最も確実な方法です。
👉 実際にノンジアミン施術を行っている店舗はこちら:
白髪染め、ノンジアミンカラー、ヘナが得意な南浦和の美容院【ジアミンアレルギー専門】
② 専門医でのアレルギー検査を受ける
パッチテストなどでジアミンに対するアレルギー反応があるかを明確にすることも重要です。
医師の診断があれば、サロン内での業務内容を調整してもらいやすくなります。
また、「グローブの素材自体が合わない」ことが分かることもあり、より適切な対策を選べるようになります。
③ バリア機能を高める日常ケアの見直し
日々のセルフケアがアレルギー症状の進行を左右します。
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綿+ニトリルの二重手袋で徹底ガード
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手洗い後はワセリンやセラミド配合保湿剤で即保湿
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シャンプーや除菌剤も低刺激のものに見直す
「そのうち慣れる」は危険な発想。
悪化してからでは回復に時間もコストもかかることを忘れずに、今できるケアを見直しましょう。
👉 ジアミンアレルギーを未然に防ぐ3つの考え方はこちら:
ジアミンアレルギーは予防できる?今だからこそ知っておきたい3つの対策
まとめ|“手荒れはプロの手からのサイン”
美容師の「手」は、技術を届ける最大の道具です。
でもその手が、薬剤に反応し始めたら――それは危険のサイン。
軽い手荒れのうちに対策を。
無理を続けるのではなく、無理をしなくていい方法を選ぶことが、長く仕事を続けるために大切です。
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