2025/07/15 00:57
「最近、カラーのあとにかゆみや赤みが出る」
「前は大丈夫だったのに、なんだか頭皮がピリピリする…」
そんな方は、ジアミンアレルギーの可能性があります。
しかもこのアレルギー、一度発症すると完治が難しく、症状が慢性化・重症化してしまうことも。
今回は、美容師の視点からジアミンアレルギーの後遺症と対策法についてわかりやすく解説します。
■ ジアミンアレルギーとは?|ヘアカラーに潜むリスク
市販の白髪染めや美容室のヘアカラーに多く使われている「パラフェニレンジアミン(PPD)」などの成分。
これが原因で、頭皮や肌にアレルギー反応を起こしてしまうのが「ジアミンアレルギー」です。
初期症状としては、以下のようなものが見られます:
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頭皮のかゆみ
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赤みや湿疹
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顔まわりの腫れやヒリヒリ感
▶ 関連記事:【要注意】ジアミンアレルギーで足・胸・背中に症状が出る理由とは?
■ 一度発症すると「後遺症」として残ることも
ジアミンアレルギーの厄介な点は、一度出てしまうとアレルギー体質として定着しやすいことです。
しかも、染めるたびに反応が起きやすくなり、以下のような後遺症を抱えるケースもあります:
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毎回のカラーで症状が再発(慢性化)
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軽い反応がどんどん悪化し、腫れ・水ぶくれなどに
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初めは頭皮だけだったのが、顔や首、背中にまで広がる
▶ 関連記事:重症化するとこうなる|ジアミンアレルギーが招く本当のリスク
■ 「ノンジアミンなら大丈夫」は本当?
アレルギーを発症した後、多くの方がノンジアミンカラーやカラートリートメントに切り替えます。
しかし、実はそれでも反応してしまう人がいるんです。
これは「交差反応」と呼ばれるもので、ジアミンと構造が似た別の染料(塩基性染料やHC染料)にも過敏に反応してしまう状態です。
使えなくなる可能性がある製品:
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ヘアマニキュア
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カラートリートメント
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天然ヘナやインディゴ(植物由来でも油断は禁物)
つまり、放っておくと**「何で染めてもかぶれる」状態**になってしまうかもしれません。
■ 美容師がすすめる“悪化させない対策”
アレルギー症状を軽度のうちに食い止めるには、次のような対策が効果的です:
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ノンジアミン処方の中でも低刺激なものを選ぶ
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**頭皮に直接触れない塗布技術(ゼロテク)**を採用しているサロンへ
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事前のパッチテストを徹底
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頭皮を保湿・保護するアイテムで日常ケア
当ショップでは、ジアミンを含まない塩基性カラーや天然系染料の中でも、比較的低刺激な製品を取り扱っています。
※気になる方は、事前にパッチテストのご相談をおすすめします。
■ まとめ|後悔しないために、早めの判断を
ジアミンアレルギーは「軽いかゆみ」から始まり、無理をすると一生カラーができなくなる後遺症に進行してしまうことも。
「ちょっとおかしいな」と感じたら、無理せず、選び方・染め方・ケア方法を一度見直してみてください。
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