2025/07/14 01:13
「ジアミンアレルギーがあるけど、毛先だけなら染めても大丈夫ですか?」
BASEでノンジアミン系カラーやヘアケア商品を探している方から、よくいただくご質問です。
結論からお伝えすると、ジアミンアレルギーがある方は、毛先だけでもヘアカラーによるアレルギー反応が出る可能性があります。
この記事では、その理由と、安全に染めるための解決策「ノンジアミンカラー」について詳しくご紹介します。
なぜ毛先だけでもアレルギー反応が出るの?
ジアミンアレルギーとは、白髪染めやおしゃれ染めに含まれる「パラフェニレンジアミン(PPD)」などの染料によって引き起こされるアレルギー反応のことです。
一度でも反応が出たことがある方は、その後、どんなに少量でも、どんなに離れた部位でも、再び強い反応が出るリスクがあります。
具体的には…
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毛先だけ染めてもすすぎ液が顔や首に触れて反応が出ることがある
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薬剤が空気中に揮発し、鼻や喉などの粘膜に影響するケースもある
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一度出たアレルギーは、繰り返すたびに悪化する可能性がある
つまり、「根元じゃないから安心」とは限らないんです。
「染めちゃダメ」ではなく「安全な薬剤に置き換える」が正解です
「ジアミンアレルギー=ヘアカラーは一切ダメ」ではありません。
正しくは、
反応が出ない薬剤に置き換えることが大切
その代表が、「ノンジアミンカラー」と呼ばれるジアミンフリーのヘアカラー剤です。
これらはジアミン成分(PPD・トルエン-2,5-ジアミンなど)を含まず、アレルギーを引き起こすリスクを大幅に軽減できます。
さらに最近は、白髪染め・おしゃれ染めどちらにも対応できる高品質なノンジアミンカラーが増えてきています。
▶ ノンジアミンカラーの種類や特徴をもっと詳しく知りたい方はこちら
👉 ノンジアミンカラーってどんなもの?
ノンジアミンカラーの染まり具合は?ちゃんと明るくできる?
ノンジアミンカラーに対して「染まりが弱い」「暗くなる」などのイメージを持っている方も多いかもしれません。
でも実は、明るめカラーやアッシュ系カラーなども十分に再現可能なんです。
また、プロの施術ではゼロテク(頭皮に薬剤をつけない塗布方法)と併用することで、より安心して施術が受けられます。
▼明るめに染めた実例もご紹介しています
👉 ノンジアミンカラーで明るく染める実例
まとめ|毛先だけでも自己判断は危険。まずは成分を見直そう
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ジアミンアレルギーの方は、毛先だけでも症状が出る可能性がある
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過去に反応があった方は、繰り返すと重症化するリスクが高まる
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安全に染めるには「ジアミンフリー」かつ「頭皮に薬剤をつけない工夫」が大切
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ノンジアミンカラーなら、白髪もおしゃれ染めも楽しめる時代です
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