2025/07/06 21:27



「オーガニックって、肌に優しいんですよね?」

そんなご質問をよくいただきます。 でも実は、その“安心感”こそが落とし穴になっているケースもあるんです。

この記事では、ジアミンアレルギーに悩む方、敏感肌でも安心して白髪染めを続けたい方に向けて、

・本当の意味で安全なヘアカラーとは? ・オーガニック表記のウラにある実態 ・実際にあったアレルギートラブルと対策

を、美容師の立場からわかりやすくお伝えします。


【オーガニックカラーは“天然100%”ではありません】

「無添加」「自然派」といったイメージが強いオーガニックカラー。 ですが実際には、1%でもオーガニック認定成分が入っていれば、 全体が“オーガニック”として販売されるケースもあります。

たとえばヴィラロドラなどの自然派ブランドでも、 しっかり染まる白髪染めにはジアミンが含まれていることが一般的です。

つまり「オーガニック=安全」ではなく、 正しくは「オーガニック成分入りの化学染料」なのです。


【実際に起きたジアミンアレルギーのトラブル】

● CASE1: 40代・女性。アトピー体質。 オーガニックカラー後、顔や背中にじんましんが出て皮膚科通院。

● CASE2: 市販の“自然派”白髪染めでかぶれ。 その後、どのサロンでも施術NGになってしまった。

アレルギーは一度起きると、 体が“記憶”してどんどん悪化していくリスクがあります。


【ジアミンアレルギーでも染められる白髪染め4選】

◎ ノンジアミンカラー(化粧品染料) → HC染料・塩基性染料を使用。低刺激。2〜3週間で色落ち。

◎ 植物性カラー(ヘナ・インディゴ) → 天然由来100%。ただしインディゴで反応する人も。

◎ カラートリートメント → 髪と頭皮に優しく、毎日の使用で少しずつ色づく。

◎ ヘアマニキュア → 髪の表面を染めるタイプ。頭皮に触れずに施術可能。


【敏感肌でも安全に染めるための3ステップ】

① 成分表チェック → 「パラフェニレンジアミン」「トルエン-2,5-ジアミン」などの記載がないか確認

② 事前カウンセリングを活用 → アレルギー歴や過去の反応を伝え、必要ならパッチテストを依頼

③ 染め方にも工夫を → ゼロテク施術(頭皮に薬剤をつけない)、頭皮保護オイルの使用、リタッチカラーで負担を軽減


【オーガニックカラーの“本当のメリット”と限界】

▼ メリット ・保湿成分による手触り改善 ・健康な頭皮には多少マイルド

▼ 限界 ・ジアミンが入っていればアレルギーのリスクは残る ・「オーガニック=安全」と思い込むことで誤使用に繋がる


【まとめ|本当に大切なのは“自然”より“安全”】

・「ジアミンフリーかどうか」を第一にチェック ・表記やイメージに惑わされず、中身を見る ・染め方、施術者の知識・経験が安全性を大きく左右する

肌トラブルを抱えている方でも、 あなたに合った染め方を選べば白髪染めは続けられます。



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