2025/06/29 22:16


「白髪染めで頭皮がかゆくなる…」 「カラー後に体調が悪くなることがある」

それはもしかすると、酸化染料に含まれるジアミン系成分に反応している可能性があります。特に「パラフェニレンジアミン(PPD)」「トルエン-2,5-ジアミン」などはアレルギーを引き起こす代表的な成分です。

ジアミンアレルギーは一度発症すると完治しないため、これから白髪染めを続けたい方にとっては、薬剤選びが非常に重要になります。

この記事では、BASEユーザーにも多い敏感肌・アレルギー体質の方へ向けて、ジアミンアレルギーの基礎知識から、安全な白髪染めの種類、美容師としての提案までを詳しく解説します。


【1. ジアミンアレルギーとは?】 ジアミンアレルギーは、ヘアカラー剤に含まれる酸化染料の一種「ジアミン」に対して免疫が過剰反応することで起こる皮膚アレルギーです。

症状としては:

  • 頭皮のかゆみ・赤み

  • 顔や耳まわりの腫れ

  • 湿疹・じんましん

  • 全身倦怠感、吐き気、呼吸困難(重症例)

※多くは染毛直後ではなく、数時間〜翌日に発症します。これが“刺激”ではなく“アレルギー”である大きな特徴です。


【2. ジアミンアレルギーになったらどうすれば?】 以下の手順で対応することをおすすめします:

  1. すぐに染毛を中止

  2. 皮膚科・アレルギー科を受診

  3. 医師の指示で治療(抗ヒスタミン薬/ステロイド外用薬など)

※市販薬での対処は避け、必ず専門医に相談しましょう。


【3. ジアミンアレルギーでも使える白髪染め4選】

  1. ヘアマニキュア(酸性カラー)

    • 髪の表面を染める

    • 地肌につけずに施術可能

  2. ヘナカラー(植物染料)

    • 自然由来で頭皮にやさしい

    • オレンジ系の発色/インディゴ併用で色調整可

  3. カラートリートメント

    • 自宅でケア感覚で使える

    • 毎日少しずつ染まるが色持ちは弱め

  4. 一時染め(スプレー・マスカラ)

    • 外出時の応急処置に便利

    • 洗髪で落とせる


【4. 各カラー剤のメリット・デメリット】

種類メリットデメリット
ヘアマニキュア地肌につかず低刺激明るい色に染められない
ヘナカラー植物由来・自然派独特なにおい/色味が限定的
カラートリートメント手軽/ホームケアに最適色づきに時間がかかる
一時染め即効性/便利汗や雨で落ちやすい

【5. 美容師が伝えたい3つの工夫】 SafeBeauでは、以下のような対応を行っています:

  • ノンジアミンカラーの間引き設計(併用/交互使用)

  • ライトナー+マニキュアのWプロセスで明るく自然な仕上がりに

  • 炭酸泉・頭皮保護オイル・ヘマチンシャンプーによるケア設計


【6. まとめ】 ジアミンアレルギーは怖いものですが、選び方さえ間違えなければ白髪染めは続けられます。

「もう染められない」と諦める前に、肌に合った薬剤と施術方法を選び直すことが何より大切です。

SafeBeauでは、一人ひとりに合わせた安全な白髪染めのご提案をしています。



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