2025/06/27 23:02
白髪が気になってくると、どうしても「次はいつ染めようか」と考えがちですよね。
でも、実は「頻度」そのものよりも、染め方や薬剤の選び方の方が重要なのをご存じでしょうか?
今回は、ベイスブログ読者の皆さまに向けて、 白髪染めの頻度と髪・頭皮への影響について、 プロ美容師の視点からお話ししていきます。
なぜ“染めすぎ”が気になるのか?
最近では「毎月染めるのは多すぎ?」という不安の声をよく聞きます。
確かに、頻度が高いほどダメージも蓄積しやすくなるイメージがありますよね。 でも実際には、カラー剤の種類や施術方法によっては、毎月でも安心して染められるケースもあるんです。
その分かれ目となるのが、「4週間」というキーワードです。
最低でも4週間は空けたい、その理由
人の肌は約28日で生まれ変わると言われています(ターンオーバー周期)。
このサイクルを無視して2〜3週間ごとにヘアカラーを続けていると、
頭皮の回復が間に合わずバリア機能が低下
薬剤が刺激になりやすくなる
アレルギーを引き起こすリスクも上昇
このように、肌のコンディションが整っていない状態でのカラーは、 頭皮トラブルやジアミンアレルギーの原因になることがあります。
ですので、最低でも4週間は間隔を空けることが大前提になります。
では4週間以降は?人それぞれの“ちょうどいい”タイミング
4週間以上空けていれば、あとは白髪の量や髪質、色の褪色具合によってタイミングを調整すればOKです。
例えば:
白髪が多く目立ちやすい方 → 4〜6週間ごと
白髪がまだ少ない方 → 2〜3ヶ月に1回でも十分
明るめカラーで色落ちしやすい方 → 月1回でも設計次第でOK
"頻度を我慢する"のではなく、"どう染めるか"を最適化することで、 綺麗も健康も両立できるようになります。
安心して続けるためのポイント4つ
SafeBeauでは、以下のような施術設計を取り入れ、 「頻度が高くても安心して染められる」仕組みをつくっています:
ゼロテク塗布:薬剤を頭皮につけずに染める技術
染め分け設計:根元と毛先で薬剤を使い分けることで負担を最小限に
前後の保護ケア:頭皮保護クリームや保湿トリートメントを活用
ノンジアミンカラー:アレルギーリスクの低いカラー剤の使用
このような技術を組み合わせることで、 「月1でもむしろ髪の状態がよくなった」と感じる方も多くいらっしゃいます。
ご自宅でできるケアも一緒に
頻度を問わず、ホームケアも重要です。
カラー直後48時間は洗髪を控える
紫外線対策をする(帽子やUVスプレー)
カラー用シャンプーで退色を防ぐ
アイロンの温度は160℃以下に設定
こうした積み重ねで、カラーの持ちも頭皮の健康も長く保つことができます。
まとめ|「4週間ルール」を守れば大丈夫
カラーの頻度は“4週間以上空ける”を基本に
それ以降はご自身の白髪の量・髪質・ライフスタイルに合わせてOK
頻度よりも“染め方と薬剤選び”のほうが大切
SafeBeauでは、敏感肌の方やアレルギーが不安な方にも対応できる "続けられる白髪染め設計"をご提案しています。
髪と頭皮に優しいヘアカラーをご希望の方は、 ぜひ一度ご相談ください。